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《2015アメリカ留学EXPO》 ~Interview Vol.5~ 2015.9.12

☆アメリカ留学を決断した理由

〈片山〉留学を考えたきっかけは何ですか?

〈川西〉実は最初は全く考えていませんでした。たまたま大学の友人に付き合って留学説明会に行ったところ、カウンセラーの方に「行くなら大学のうちに」と言われました。そこで、行くなら今しかないんだと感じ、決断しました。

〈片山〉なぜアメリカを選びましたか?

〈川西〉大学での専攻がアメリカ研究でした。私の大学の交換留学では大学での専攻をそのまま留学先でも専攻する仕組みになっていたので、自然と。

〈片山〉なぜアメリカ研究を専攻しようと思ったんでしょうか?

〈川西〉それには私の家族が関係しています。私の家族は昔ニューヨークに住んでいて、家の中でその時の話をよくしていました。なので自然と私自身もアメリカに興味を持つようになりました。また、アメリカの中でも特にアフリカ系に興味を持ったきっかけは「天使にラブソングを」という映画を見たことです。その時に、ゴスペルってなんてかっこいいんだろうと感銘を受けました。それもアメリカに関心を持った理由の一つだと思います。

〈片山〉大学の交換留学の準備について聞かせてください。まずどのような手順で準備をしましたか?

〈川西〉まず必要な条件は、成績が平均4段階のB以上であること、留学先の大学が指定したTOEFLかIELTSの点数を取ることでした。それをそろえてから出願し、面接を経て決まりました。準備は結構ギリギリだったと思います。留学を決断したのが、大学1年の11月で英語の勉強を始めたのは翌月でした。IELTSを大学2年の7月に受け、9月に出願しました。

〈片山〉準備段階で大変だったことは何ですか?

〈川西〉勉強で大変だったことは、スピーキングの勉強です。大学で英会話の授業はなかったので、英語が全くしゃべれず苦労しました。最後の方はやけくそになって(笑)外部の国際交流パーティーに出向いて、そこで作った友達に助けてもらって勉強しました。それはすごく良かったです。

〈片山〉留学に行けることが決まった後の準備で大変だったことはなんですか?

〈川西〉やっぱりビザですかね。卒業を遅らせないために授業をたくさん取りながらの準備でとても忙しく、体力勝負という感じでした(笑)なので、人によっては卒業を遅らせる方が良いかもしれません。全員におすすめするわけではないですが。

 

☆情報収集

〈片山〉情報収集はどのように行いましたか?

〈川西〉大学の先輩です。大学内で、留学した先輩に話を聞けるイベントがあったので、そこに参加したりして聞いていました。やはり体験談はすごく貴重でした。

〈片山〉ちなみに、そこで聞いて一番生かされた情報は何でしたか?

〈川西〉友達を作りたければ語学のクラスはとった方が良いということです。アジア人だからか、友達を作るのが少し難しいのですが、語学のクラスは毎日あり、クラスメイトと毎日顔を合わせるので、友達を作りやすいです。それはどの先輩も言っていました。実際に私もとっておいてよかったと思いました。おすすめです。

 

☆留学する後輩へのアドバイス

〈片山〉これから留学する人たちにアドバイスしたいことって何かありますか?

〈川西〉休んでほしい、ということです。環境変化のストレスは自分が思っているより大きくて、最初は特に気が張っている分、後半にどっと疲れが来てしまいます。休めるときにこまめに休むとか、行く前に自分のストレス解消法を知っておくと良いと思います。私も最初にスケジュールをキツキツにしすぎて最後の最後で体調を崩してしまいました。日本で体調を崩すよりも向こうで体調を崩す方が不安にもなりやすいので、体調には十分気を付けたほうが良いと思います。体力大切です!

 

☆アメリカ留学を経て良かったこと

〈片山〉留学して良かったことってなんですか?

〈川西〉普通なら出会えないような人たちと出会えたことです。日本に居ても外国人と知り合うことはできるけれど、同じ寮で生活したり毎日授業で顔を合わせたりというような濃い関わり方ができたことはとても貴重でした。いろいろな国の人たちの育ってきた文化背景などについて知れたことはすごく良かったです。

あとは、アメリカの授業を経験できたことも良かったです。日本の大学の授業は受け身なことが多いけれど、向こうの大学は教授も生徒のことを煽るし、生徒も煽るし、白熱した授業がとても面白かったです。

〈片山〉アメリカでよかったなと感じたことって何かありましたか?

〈川西〉アメリカのいろいろなところを旅行できたことが良かったところかなと思います。日本からだと、9時間とかかかっちゃうので。ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンノゼに行きました。本場のダンスの体験もできてとても楽しかったです。

あとは、自分の研究テーマを深められたのでそれも良かったところです。

〈片山〉貴重なお話をありがとうございました!

 

川西映子さん(2014年度JAZ広報担当) 

 

留学先:オレゴン大学(大学の交換留学制度を利用)

滞在期間:大学3年の夏から一年間

専攻:アメリカ研究。アフリカンアメリカンの文化についての授業を中心に。語学の授業も。

 

インタビュアー:片山響子(JAZ副代表)

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