《2015アメリカ留学EXPO》 ~Interview Vol.3~ 2015.9.10
☆アメリカを選んだ理由
〈佐々木〉ではまず初めに、交換留学の行き先としてアメリカを選んだ理由を教えてください。
〈高柳〉はい、まず留学に関しては、見聞を深めたかったのと、興味があることを海外の大学で勉強したくて前から行きたいとは思っていました。アメリカンスポーツに興味があったので、アメリカには好感を持っていました。スポーツを沢山観に行けるのでね笑。あとは、英語圏の協定校を比べて、様々な人種の学生が集まる国ということでアメリカを選択しました。もう一つ加えるなら、アーバインは全米で一番安全な場所でもあります。
〈佐々木〉留学準備の中で大変だったことはありましたか?
〈高柳〉TOEFLのスコア取得に苦戦しました。大学が要求するスコアよりも少し高い点数を出したかったので、合計で3回ほどTOEFLを受験しました。大学のTOEFLスコアやGPAをみながら志望校を絞っていきました。
☆情報収集
〈佐々木〉留学の情報収集はどのように行いましたか?
〈高柳〉大学の留学センターを通じて情報収集をしました。留学センターでは留学生や英語に興味がある人にイベント提供をしています。他の大学から来た日本人学生から話を聞くと、僕の大学はとても留学支援サポートが手厚かったようです。
☆留学前にやっておけばよかったこと
〈佐々木〉次に留学前にやっておけば良かったと思うことはありますか?
〈高柳〉留学前に英語の勉強、特にスピーキングの練習をしておけばよかったです。あとリスニングも。お互い初心者なので非英語圏の人と話す分には困らなかったですが、ネイティブと会話する時は苦戦しました。それでもネイティブの学生も気遣って話してくれたと思います。
女性の方は割と聞きやすかったです。
☆現地での生活
〈佐々木〉アメリカでは大学の寮に住んでいましたか?
〈高柳〉はい、そうです。自分と同じ大学の学生、中国人、フランス人とルームシェアをしていました。トラブルは多かったですが、毎日賑やかで楽しかったですね!
〈佐々木〉寮費はいくらくらいでしたか?
〈高柳〉4人でルームシェアして750ドルくらいだったと思います。
〈佐々木〉現地の大学では何かクラブなどに入ったりしていたのですか?
〈高柳〉二学期目から国際交流サークルに入りました。留学生もOK、アメリカ人もOKというサークルでした。友達はダンスコミュ二ティーを通じて人脈を広げていたようですが、僕はサークルで仲良くなった人とよくサーフィンに出かけました。やはり、何かコミュニティーに入ったほうが良いですね。UCI Extensionを通じてサークルの情報を得ていました。
〈佐々木〉なるほど、コミュニティー選択も大事なのですね。留学中で思い出に残っていること、楽しかったことはありますか?
〈高柳〉またスポーツの話になるのですが、野球、バスケ、ホッケー等スポーツを沢山観戦しました!野球はチケットが割と安かった気がします。あとアメリカの学生は月から木まではガッツリ勉強して、金から日はパーティーというパターンが多いのが印象的でした。平日はみんなけじめをつけて勉強に励んでいましたが金曜日はまあ騒がしかったです笑。
〈佐々木〉留学中に大変だったことはありますか?
〈高柳〉うーん、文化の違いに慣れるのが大変でした。例えば、中国人は、ご飯が終わった後もてなされた人が片付けるという習慣があって、自分からお皿を片付けなくて困ったこともありました。なので、ルールを決めて冷蔵庫に貼ってみたり。あとは二学期から本格的な授業を取り始めたので、予習復習が忙しくなりました。週二回のディスカッションクラスも地獄でしたねー笑。
☆留学を通して変わったこと
〈佐々木〉留学中もしくは日本に帰ってきて自分が変わったなと思うことはありますか?
〈高柳〉そうですね、様々な人間がいるという価値観が出来たと思います。ステレオタイプではなく、人には多様性があり、それを自分で決めつけるのは良くないことだと改めて痛感しました。あとはそうですね~、親のありがたみを十分感じました。留学中は掃除や洗濯、料理などを全て自分でこなさなければならなかったので、ふだん両親にやってもらっていることのありがたみがよくわかりました。
〈佐々木〉なるほど、留学で始めて一人暮らしや自炊を始める人も多いですよね。本日は貴重なお話をどうもありがとうございました!
高柳雄太郎さん(JAZ元メンバー)
留学先:カリフォルニア州立大学アーバイン校(大学の交換留学制度を利用)
滞在期間:2014年9月〜2015年6月
専攻:生物、天候学、脳科学、心理学などの授業を受講
インタビュアー:佐々木(JAZ広報部メンバー)